台風や集中豪雨が全国各地で発生する中、冠水した地域でボートを使って速やかな救助を進めようと消防とボートの教習所が連携協定を結びました。
連携協定を結んだのは、多野藤岡広域消防本部と群馬ボートライセンススクールを運営する高崎市の籠島装業です。この協定は、管内で台風などによる水害が発生した際に、群馬ボートライセンススクールが所有する4人乗りの動力ボートと水上バイクを多野藤岡広域消防本部に貸し出すものです。
現在、多野藤岡広域消防本部が所有するボートは、6人乗りの動力ボートと手漕ぎのゴムボートの2艇で、救助に時間がかかることが懸念されています。この協定により、冠水した地域に取り残された住民を速やかに救出することが期待されます。